お知らせ

これからの時期はお風呂で温まりたいですね!

こんにちは。

茨城県筑西市の工務店、四つ葉工房の篠﨑です。

先日雨が降って気温がグッと下がった日、我が家では数カ月ぶりにお風呂の浴槽にお湯を張りました。次の日はまた気温が高くなってしまったのでシャワーのみに戻りましたがやはり寒い日の入浴は気持ちいいですね。

赤ちゃんがいた時は365日必ず浴槽にお湯を張っていましたが、ここ数年は大体5月か6月くらいから浴槽にお湯は張らず、シャワーだけで済ませるようになりました。

その年の気温にもよりますが昨年はとても暑かったので10月末くらいまでシャワーでしたので約6か月はお湯を張りませんでした。

ゆっくりとお風呂に浸かることで、疲れが取れやすくなるなどの効果もあるのかもしれませんが、実際のところはどうなんでしょうかね。専門外なので誰か教えてほしいです。

私がなるべくシャワーで済ませたい理由は二つありまして、一つは湯気などの熱気が苦手なことです。

私以外の家族はそうでもないようですが、私はあの狭い空間でモクモクとなっているのが苦手で、真冬でも入浴中窓を数秒だけ開けて湯気を逃がしたりしています。

なので「暖かくなってきたからお湯を張るのはそろそろやめよう」と言い出すのは必ず私ですし、「寒くなってきたからそろそろお湯を張ろう」と言い出すのは絶対に私ではありませんw

そしてもう一つの理由は給湯に係るエネルギー負荷を少し考えてのことです。

住宅の消費エネルギーに関するデータでこのようなデータがあります。

このデータを見ると、お湯を作るためのエネルギーは暖冷房を合わせたエネルギーよりも負荷が大きいです。(暖房と冷房で10倍くらい違うのも気になりますが)

一般的なエコキュートは約90℃くらいのお湯を給湯器内で貯めておくので140Lのお湯を張った場合には水と混ぜ合わせて設定温度にして出すとしても100L以上は使われていると思われます。

入浴前に髪や体を洗う時間は夏も冬もさほど変わりませんのでシャワーだけで済ませるという事はそれだけ節湯できるという事ですね。さらに暑い時期の方が設定湯温を下げる傾向があるので節湯を考えるなら夏の方が有利です。

給湯器に関するブログも書いていますのでお時間がある方はそちらもご覧ください。→「少しだけでも給湯器を知ろう」

お風呂に関する給湯の省エネ方法としては色々ありますが、少し紹介しますと以下の三つは比較的にどの家でも割と簡単に行えます。

①シャワーで済ます
先ほどから述べていますが、こちらは(一社)Forward to 1985 energy lifeが発行している住まいと暮らしの省エネガイドブック北関東版でも給湯に関する省エネ手法として紹介されています。ただし、健康との関連性は考慮しておりません。

②お湯の量と温度を調整する。
我が家の例で説明しますと、今のような寒くなり始めた時期や初夏の頃は浴槽の湯温は38~39℃です。そして浴槽に張るお湯の量は100Lくらいにしています。ここから寒くなってくるにつれて、設定温度を39~40℃、お湯の量を120L、雪が降りそうなくらい寒い日は140Lと調整しています。

③できるだけ間隔を空けずにお風呂を済ます。
なるべくお風呂に入る人の間隔を空けないことも重要です。
保温や追い炊きに係るエネルギー消費もなかなか大きいので、早い人は18時に入り、最後の人が真夜中に入るような生活スタイルは光熱費の無駄使いになってしまっています。

またその他として、これから家を建てるもしくはリフォームを検討している方向けの対策として二つ紹介します。

①住まいの高気密高断熱化をする
以前に高断熱住宅の勉強会で家の断熱性能と浴槽の湯温は比例関係にあるという話を聞きました。
どうやら断熱性能が低い住まいだとお湯の温度が高く設定されていて高断熱化するほどに湯温が下がっていく傾向があるようです。確かに私が住んでいた実家は高断熱住宅ではなく、大体お風呂のお湯は42℃くらいでした。今はそんな高温では熱いですが昔の家やアパートだと、どこも同じような感じでしょうか?
また住宅の高断熱化はヒートショック対策にもとても重要です。

②給湯器の選定
聞きなじみがないかもしれませんが給湯器にはJIS効率という値が必ず示されており、この値が高ければ高いほど効率よくお湯を作ってくれるので省エネになります。

今回はお風呂の給湯に関するブログでしたが、決して「我慢の省エネ」は推奨しておりません。ただこのブログを読んで少しでもエコに関心を持つ人が増えてくれたり、家づくりの参考になれば幸いです。

前述しましたが私自身は長湯ができない体質です。それでもこれからの寒い時期には温かいお湯に浸かるとやっぱり気持ちいいです。賢く冬のお風呂ライフを満喫しましょう♪

それでは、また(^^)/

🍀四つ葉工房は茨城県筑西市を中心に下妻市、結城市、桜川市、八千代町、つくば市北西部で「高耐震、高気密、高断熱、高耐久、自然素材」をベースに「デザイン×性能×コスト」のバランスを重視した新築の注文住宅やリフォーム、リノベーションといった家づくりを行っている工務店です🍀

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