お知らせ

設計の学び

こんにちは。

茨城県筑西市の工務店、四つ葉工房の篠﨑です。

今年のセ・リーグはジャイアンツが優勝しましたね♪

最近の我が家リビングのTVは子供たちの好きなYouTubeに占領されていて野球中継を見ることは少なくなってしまいましたが、ジャイアンツが優勝するとやっぱり嬉しいですね。(他球団ファンの方が見ていましたらごめんなさい💦)

そして阿部監督、おめでとうございます。
私が大人になって初めて買ったユニフォームは阿部ちゃんでした!
当時は現役バリバリの正捕手!お互い歳取りましたね(向こうはもちろん知らんけどw)

まだこれからクライマックスシリーズや日本シリーズもありますので、ぜひとも頑張っていただきたいです。

さて、今回のブログは少し私的な話になります。

先日大宮で開催された、とある設計塾に参加してきました。

改めて設計の勉強でもしてみようかと色々調べていた時に、たまたま目にした設計塾で、設計塾にしては珍しく、一日講座でした。

気になって調べると直近で関東近郊での開催があり、技術ではなく本質を学ぶ塾という事で衝動的に申し込み、参加してきました。

参加者は4名と思っていたよりも少なかったのですが、その分自己表現する時間を多くいただけたと思うのでまぁ良かったという事で!

講座内容としては講師の先生が普段から設計の際に使っている「一間間グリット設計」という設計手法をベースに間取りを考えることで、設計の本質を理解するというような講座でした(先生の意図と違っていたらごめんなさい)

3分の1くらいで講座があり、残りの大半の時間はプラン作成と発表の時間でしたが、この演習が面白く、何か課題を提示してそれぞれがプランを作って発表、議論するのかなと思いきや、ペアを作り、25坪以下の週末住宅という最低限の条件だけ付けてペアになった人の要望をヒアリングしてそれをプランにするというものでした。

なので自分も住まい手の側に立ってプランを作ってもらう立場でしたのでプランを作りながら自分の要望がどのような形になるのか楽しみでもありましたね。

こちらが私の要望をもとに書いていただいたプランですが、いい意味で予想と違っていました。

私が好きで良く使う設計技法の中に「抜け」という概念がありまして、視線が奥まで抜けるような間を作ることで開放感が生まれ狭い空間や低い天井高でも圧迫感が感じにくくなります。

作ってもらったプランにはこの「抜け」の要素がうまく意図して入っており、想像しただけで良い空間になることが分かるようなプランでした。

それ以外にも要望の奥底にある潜在的な要望を満たそうとする細かな提案がいくつかあり、それがとても勉強になりましたね。

ここではとても書き切れませんが設計の極意などを教えていただき、それはすべて設計の本質につながっているという事が感じられました。

設計手法の他にも間取りと構造を合一させることの大切さや敷地あっての間取りである以上、間取りで切り取らなかった部分は庭や外構として残るという事を意識して間取りを考えるなど、当たり前のことですが大切なことを教えていただき有意義な時間となりました。

今回の勉強会に参加して何かいきなり自分の中で設計がうまくなったなというような感覚はありません(一日勉強したくらいじゃ当たり前ですね)

ただし設計の本質というか、要望を聞いてそれを反映させるのは当たり前ですが、その更に奥にあるお施主さんの自分たちでも分からないような願望を引っ張り出せるようなプランを作ることが重要だとより強く感じさせられた一日となりました。

家づくりは幸せになるために行うものであり、設計技術はその想いを実現させるためのものでなくてはいけない。
そもそも何のための誰のための間取りなのか?
いつの時代でもそれは作り手も住まい手も一番初めに考える最重要項目です。

それでは、また(^^)/

🍀四つ葉工房は茨城県筑西市を中心に下妻市、結城市、桜川市、八千代町、つくば市北西部で「高耐震、高気密、高断熱、高耐久、自然素材」をベースに「デザイン×性能×コスト」のバランスを重視した新築の注文住宅やリフォーム、リノベーションといった家づくりを行っている工務店です🍀

ZEH

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