こんにちは、筑西市の工務店、四つ葉工房の篠﨑です。

今回は家づくりをする上で誰もが必ず気になる「住宅費用」のお話し。

住宅雑誌を見ていてもハウスメーカーさんの紹介ページには「坪単価○○円～」など書いてありますし、家づくりをする上で重要なハウスメーカーや工務店を選ぶ際の基準にされる方も多いと思います。

しかしながら、その中身をよく知らない人も多いようです。でもそれって当たり前なんです。

一般の方は見積もり明細や、坪単価の内訳を見ても何が含まれていて何が含まれていないのか、含まれていたとしてもそれが良いものなのかどうか判断することはできません。聞いたことのない専門用語が並んでいるのですから。

3年ほど前、たまたま大手建売メーカーのチラシを見たことがあります。一番目立つように金額が書いてあったのですが、あまりの安さにビックリしてよーく見ていたら下の方に、小さい字で含まれていないものが書いてありました。

その中には「それがなくちゃ住めないじゃん」と突っ込みたくなるものが沢山あって、それらをその場でパパッと計算してみたらプラスで400～500万円くらいかかりそうでした。つまり最初に提示していた金額から坪単価で10万以上かかることになっていました。

実は坪単価表示にはこれと言った決まりがありません。そうなると各会社ごとに含むもの含まないものでバラつきが出てしまうのです。

ですから本来は、予算で検討される場合は総工費で比較しなくてはいけません。

理想は生活必需品のみ持ち込めばもういつでも住めるという『住める価格』で検討できれば最高です。

その金額に新調する家具家電を概算でも良いので含めれば資金計画は完璧でしょう。

最後にとても重要なこと！

外構予算は必ずしっかり確保しましょう。

特にローコスト系ハウスメーカーの場合、外構は営業成績に加味されないことも多いらしく、最初の予算組みの時点で概算で100万円しか入っていなかった方がいるそうです。

100万円ではアルミのカーポートを建てて、敷地に砂利を引いたら終わってしまいます。

せっかくカッコいい家を建てても、それではなんか残念ですよね。そうなると自己資金の中から予定外の出費がかかってしまいます。

資金計画は建てる前にしかできません。

じっくり時間をかけて検討して下さい。

それでは、また(^^)/