お知らせ

夏の太陽と冬の太陽はもはや別人

こんにちは。

茨城県筑西市の工務店、四つ葉工房の篠﨑です。

先日、末っ子の三女が地元のイベントで相撲大会に出場しました。

年長さんの女子30人くらいのトーナメント戦なのですが、うちの子はクラスでも1.2を争うほど小柄なので「どうかなぁ?1回くらいは勝てるかなぁ」と妻と話していたのですが、いざ始まったら現役時代の横綱朝青龍(結構古いw)のような上手投げ(もどき)を連発し、、まさかの決勝進出!

決勝では同じように小柄ながら押し相撲で勝ち上がってきた子との対戦でしたが、残念ながら力負け。

親の欲が出て、初めは「一回くらい勝てればいいや」と思っていたけれど、終わったら準優勝なのに非常に悔しかったです。本人はしっかり鍛えて来年もリベンジするようです。

本題に入ります。

今回は「太陽」のお話

ご存じの通り太陽は非常に大きな熱源となります。

夏だろうが冬だろうが秋だろうが、結果としては暖房になります。

寒い時期の暖房であればありがたいことだけれど暑い時期では非常に迷惑な話。

でもこれは大昔から続いていることであり、太陽が燃え尽きない限りはずっと変わらない真理となります。

なのでこちらから付き合い方を考える必要があります。

上のパースは以前描いたプランの陽当たりシミュレーションの結果になります。もちろん同じ敷地条件で同じ間取りです。

リビングに付いている大きな窓を基準にして8月の12時にギリギリ日差しが室内に入らないように外の庇(窓の上に付く小さな屋根のようなもの。霧よけと呼ばれることもあります)の出幅を調整しました。
(※陽当たりシミュレーションを用いて検討する際には夏至を基準に検討される方もいますが、実際に夏至である6月はまだ気温が上がりきっていないので7月か8月で検討するのが良いと思っています)

夏は窓の下枠ギリギリで止まっていますが、冬はしっかりと奥まで陽が行き届いています。

断熱効果が高い家であれば陽が出ている日ならば真冬でも暖房器具を使わず、この熱源のみで家の中を快適な室温にしてもらえます。

たしかに屋根の軒は深ければ深いほど見た目が良くなる場合は多いのですが、その場合、夏の日差しは遮れるけれど冬の陽射しの恩恵が少なくなってしまうという側面もあります。

逆にもっと冬の恩恵を受けたいと思えば軒の出幅を浅くしていっぱい陽を入れることも可能ですが、夏の日差しも入ってきてしまいますので別途対策を考える必要があるかと思います。

図を見るとわかるように夏に窓から入ってくる日射量は約73%にも上ります。

少し前に流行ったキューブ型の家などのように軒が全く出ていない家だと100%の状態で陽が入ってしまいます。

ただそのような家でもシェードなどを利用することで日差しをカットすることができます。

夏の太陽と冬の太陽は別人のようですが、こちらが上手く合わせて付き合えればいい関係が維持できるかと思います。

それでは、また(^^)/

🍀四つ葉工房は茨城県筑西市を中心に下妻市、結城市、桜川市、八千代町、つくば市北西部で「高耐震、高気密、高断熱、高耐久、自然素材」をベースに「デザイン×性能×コスト」のバランスを重視した新築の注文住宅やリフォーム、リノベーションといった家づくりを行っている工務店です🍀

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