住宅ローンの基本①
四つ葉工房の篠﨑です。
今回は家を建てるにあたって避けては通れない住宅ローンの基本をお話しします。
家を建てるのはほとんどの人が1回です
ということは住宅ローンを組む回数も1回です。(借り換えは別として)
初めに申し上げますが、住宅ローンの話は全く楽しいことではありません。
しかし住宅ローンの知識を少しでも付けることによって最終的な支払金額が数百万円違ってくるとしたならば、どうでしょうか?
家づくりを始めるにあたって多くの方がまず初めに総合住宅展示場や完成見学会に行かれると思います。
これから家を建てようかなと思っている人がそんな場所に行ったら絶対楽しいですよね?
さらにそこで営業スタッフの方から色々な話を聞いたらますますのめり込んでいきます
私は家づくりの面白さを身を持って知っていますから、住宅ローンの事は話半分で業者さん任せで間取りや設備の仕様決めに労力を使ってしまう人が多いのもよくわかります。
でもMFS(主に住宅ローンのアドバイスや分析をしている会社)の調査によると家を建てて住み始めてからおよそ4割の人が住宅ローンで後悔しているそうです。
その原因は大きく二つ!
一つは景気の動向や社会情勢の変化などによる金利の推移です。
いわゆる外的要因ですので正直これは難しいです。
これから金利が上がるか下がるかずっと変わらないのか、なんてことはアメリカの大統領でも分かりません。
どんなに頭のいい人でもあくまでも予測しかできません。
もう一つは知らなかったことによる損失です。
これは知識を付けることで回避できる可能性もあります。
先ほど述べたように住宅ローンは組み方次第で最終的な支払いが数百万円変わってしまいます。
建物の間取りや仕様に重点を置いてしまいあまり考えず工務店や銀行のいわれるがままに住宅ローンを組んでしまうケースです。
住宅ローンという名の金融商品は約5000種類あるそうです。
誤解のないように言っておきますが、銀行や工務店の人たちは決して騙そうとして住宅ローンを進めるわけではありません。
しかしながら住宅ローンにはそれぞれに特性があり、それを少しでも知ることで選ぶ住宅ローンや、ローンの組み方が変わってくるかと思います。
知識を付けて少しでも後悔を減らしたいですね(^^)/
②に続きます。