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性能値で語られて理解できますか?

こんばんは。

筑西市の工務店、四つ葉工房の篠﨑です。

今回は家づくりあるある的なお話を手短に。

大手ハウスメーカーさんや工務店のHP、建築に関係しているSNSなどを拝見していると、よく「当社は断熱等級〇が標準です」「当社の断熱性能はHEAT20のG〇グレードです」というようなフレーズをよく見かけます。

これから家を建てようという人で、勉強されている人は、ある程度理解できると思いますが、では「HEAT20のG2グレードの家はどういう効果がある家なのですか?」と聞かれてもほとんどの方が答えることはできないと思います。

実はこの性能値については、建築会社の人でも詳しい説明をできる人はあまりいません。

設計に関わっている人なら知っている人もまだ多いです。とはいえ詳しい人は少ないでしょう。

営業の人はお客様に説明しなくてはいけませんので、表面的なことは、ある程度知っていますが、詳細については語れない人がほとんどだと思います。

現場の工事管理の人にいたっては、ほぼ何も知らないでしょう。(決して現場監督が無能なのではなく分業化されているため)

おそらく性能値についてしっかりと説明してくれる建築会社の人は全体の10%もいないのではないでしょうか?

そんな建築側の人さえ良く分からないことが一般の方に分かるのか?と思ってしまいます。

とはいえ私も自社の家づくりの説明をする時には最初に述べたようなフレーズはついつい使ってしまいます。

最近は断熱性能に関しては、性能値ではなく、実際のプランの室温シミュレーションなどでご説明するようにしていますが、まだまだプレゼンは改善の余地がアリアリです。

どのような家を提案するのが良いのかばかりを考えてしまいがちですが、それをしっかりとお施主さんに説明できるスキルも同時に磨かなくてはいけないと思っている今日この頃です。

それでは、また(^^)/

ZEH

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