35才 年収500万 いくら借りられますか?
こんにちは。
筑西市の工務店、四つ葉工房の篠﨑です。
先日、ファイナンシャルプランナーを生業としている方のお話を聞く機会がありました。
その方は銀行員でもなく、保険屋さんでもなく、中立の立場で一般の方からの住宅ローンなどについて相談を受けているそうですが、タイトルにある
「35才で年収500万なんですが、いくら借りられますか?」
という内容の質問を本当に多くされるそうです。
そして答えは毎回決まって「分かりません」と答えるそうです。
私も全くの同意見です。なぜかというと情報が足らなすぎるからです。
ネットやSNSで情報を集めている方は「年返済比率の20%以下で予算を組みましょう」や「年返済比率30%までは大丈夫」などと言った言葉を見たり聞いたりすることもあるかと思います。(年返済比率とは収入に対しての返済額の割合を%で表したものです)
でもその根拠は何でしょうか?
35才で年収500万の人は世の中にかなりいらっしゃると思いますが、状況はそれぞれ違います。
貯蓄はどれくらいあるのか?子供は何人いるのか?また子供の今の年齢は?奥さんは働いているのか?など各家庭ごとに状況は違いますので、単純に返済比率だけでは判断できませんし、そうなるといくら借りられる、もしくは借りるべきなのかは大きく変わってくるはずです。
例えば35才年収500万で貯蓄の金額まで同じ家庭がAさん、Bさん、Cさんと3家庭あったとします。
Aさんは10才と8才の2人のお子さんがいます。
Bさんは2才のお子さんがいて、2年後にもう1人を予定しています。
Cさんは今0歳のお子さんがいて、この先子供を作る予定はありません。
ライフプランにおいて大きなウェイトを占める項目の一つが養育費(教育費)です。
仮にすべてのお子さんが四年制大学に奨学金なしでストレートで行くとすると、Aさんは下の子が8才なので14年後の49才の時に一旦は大きな支払いが終わり、定年までの10年以上を老後に向けた蓄えの期間に充てることが出来ます。
Bさんは2年後に下の子が生まれる予定ですのでその子が大学を卒業するのは24年後の59才の時です。そこから定年までの期間はAさんと比べると短いので、老後に向けた蓄えはAさんほど貯めることは難しいでしょう。
Cさんは0才の子供が大学を卒業するのは22年後で、57才の時ですので、Bさんとあまり変わらないですが、子供の数が少ない分そもそも養育費がかかりませんので、Bさんよりも貯蓄できる可能性は高いです。
今回はあえて同じ貯蓄額での例ですが、実際には全く同じ家庭というのはあり得ません。
ですから自分たちの借りられる額ではなく返せる額を把握したい場合には、個別でライフプランシミュレーションを行う必要があります。
借りられる金額を審査するのは金融機関のお仕事です。
私たち家づくりの工務店は返せる金額の中でできる最適なモノを提案することが仕事です。
当社ではこれから家づくりを考えている方の、お金に関する不安を少しでも和らげる相談を無料で受けていますので、話を聞いてみたい、またはプロのFPにライフプランシミュレーションを作成してもらいたいという方は、ぜひお問い合わせフォームからお問い合わせください。その後のしつこい営業は致しませんのでご安心ください。
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以前にもお金の話をまとめたブログがいくつかありますので、お時間がある方はぜひこちらもご覧ください。
自分で言うのもなんですが、なかなか良く書けてます(^^)
それでは、また(^^)/
🍀四つ葉工房は茨城県筑西市を中心に下妻市、結城市、桜川市、八千代町、つくば市で「高耐震、高気密、高断熱、高耐久、自然素材」をベースに「デザイン×性能×コスト」のバランスを重視した新築の注文住宅やリフォーム、リノベーションといった家づくりを行っている工務店です🍀